D.M.T.とは。what is D.M.T.


以下はWebArchiveに残っていた残滓。
遠い日の春の事の様でもあり、昨日のようでも。

 

日常を軸としながらも 、止むに止まれず表現してしまう人間達の集団。

つまり、炭坑のカナリアだ。


DMTは、様々な分野の作家やスタッフの交流の中から
自然発生的に生まれた集団です。 美術、映像、音楽、演劇の分野で
活動し各々の個人、団体の活動の枠の中で、或いは、 その枠を越えて、
人材や素材の行き来がある状態で活動を続けるうちに、主なパイプ役
になっている人間に組織を作らせ、そこに皆で集合して、スムーズに
且つ多様に活動を 行おうという目的で結成されました。
今後のDMTは、現在までの多様な表現者同士の交流関係を束ね、
“横の連係”を主軸 にした集合体の方向性を、同時多発的に人々にア
ピールする“メディア”を形作る方向に 向けて、展開を模索していきます。

DMTの歩み:1998年結成時から今後まで
1998年
大阪芸術大学にて映像、音楽を完全に融合させたイベントD.M.T._exbisionを スタート。参加メンバーには、 大阪のクラブシーンで影響力をもつ「絶対無」より、オーガナイザー兼メインDJのクラナカ。ソロCDもリリースされたハードコアテクノDJ界の重鎮、DJ ISHII、京都メトロ等で活躍するVJチーム「domoto」。スピーカが負荷により炎上という強烈なアクシデントにみまわれるが、オーディエンスから は多大なオベーションを受ける。同時期に維新派の流れを組む総合芸術劇団Pretty Hate MachineにてDMTは映像を担当する。
DMTが広報、製作を担当した柴田剛監督による長篇映画NN891102がこの年クランクイン。 ロッテルダム映画祭に出品、好評を得る。
1999年
村主監督の16ミリ映画作品1+1-1がこの年の四月にクランクイン。現代のクラブシーンを背景として、破滅に向かって疾走する三人の男女を描いた短編映画作品。 DMTは製作を担当する。
2000年
写真家タナカヒデユキの新作シリーズSinse qui-etを発表。
また、この「Sinse qui-et」をキーワードとして、クラブイベント、演劇公演を計画中。また、本年度より、新たにデザイン部門がスタート、フライヤーデザイン、京都のtattooアーティストOuterspace-tattooや、某銀行コンテンツなどを手がける。
また、SHIRO.Mの主催の既存の音楽的枠組みからは全く外れつつ、その上で十分なポピュラリティーを持った独自のダンスミュー ジックイベントDooRにD.M.Tからはロカ・チンポ名義でのVJが参戦。初夏より、柴田剛監督作品第2弾、「欲望といえる神々」がクランクイン。現在撮影進行中である。

wriiten by D.M.T.